往復1万円台でいける!北海道&東日本パスを使い倒して東京-北海道(旭川)を往復した話

北海道&東日本パスをご存知ですか?

北海道&東日本パスはJR東日本が発行している切符で、これがあればJR東日本とJR北海道の普通列車に7日間乗り放題になる!という超超超お得な切符なんですよ!

私は学生時代、この切符を利用して当時住んでいた東京から実家のある北海道旭川市に帰省しました。その時のことをまとめてみたいと思います。

※北海道新幹線の開通に伴うダイヤ改正で現在はこのルートを使うことができません。代替のルートを本記事末尾に記載してますので、そちらもご参考になさってください。

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まずは知ろう!北海道&東日本パスの詳細

北海道&東日本パスを使って旅をするなら、まずはどんな切符なのか詳しく知ることが大切です。

北海道&東日本パスの基本ルール

北海道&東日本パスを購入すると、JR北海道線、JR東日本線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線及び北越急行線の普通列車(快速含む)普通車自由席及びBRT(JRのバス高速輸送システム)が乗り放題となります。

また、急行列車と新函館北斗~新青森間内であれば別途急行券や特別特急券を購入すれば北海道新幹線にも乗車することができます。

青春18切符と似ていますが、青春18切符では乗車できない第三セクターにも乗車することができますので、連続した7日間の利用であれば北海道東日本パスの方がメリットがあると言えます。

北海道&東日本パスの発売期間と利用期間

北海道&東日本パスはいつでも使えるわけではありません。発売期間と利用期間が設けられているので、それぞれまとめてみました!

北海道&東日本パスの発売期間(2017年)

【春季】2017年2月20日~2017年4月16日
【夏季】2017年6月20日~2017年9月24日
【冬季】2017年12月1日~2018年1月4日

北海道&東日本パスの利用期間(2017年)

【春季】2017年3月1日~2017年4月22日
【夏季】2017年7月1日~2017年9月30日
【冬季】2017年12月10日~2018年1月10日

北海道&東日本パスの価格と有効期間

【値段】大人10,820円 小児5,420円

【有効期間】利用開始日から7日間

※利用開始日は切符購入時に指定します

北海道&東日本パスのすごいとこ

北海道&東日本パスの凄さはなんといってもその価格。普通列車限定とはいえ、約1万円で7日間乗り放題ってすごいですよね。

北海道&東日本パスはいつでも利用できるわけではありませんが、利用期間にご注目ください!

ざっくりと夏休み、冬休み、春休みの期間ですよね。いずれも繁忙期と言われる期間で、通常は飛行機やホテルなどが割高になる期間です。

お正月やお盆などの特に混雑する時期も期間に含まれていますが、北海道&東日本パスは期間内であればいつでも使うことができますので、お得な切符や料金プランにありがちな”12月30日〜1月3日はご利用いただけません”というような利用制限期間がないのです。

これって地味にすごいことですし、私たち利用する側からすれば本当にありがたいことですね。

お金はないけど時間はある!旅行したい!北海道行きたい!

という長期休み中の学生さんなんかには特にオススメできる切符です。私も学生時代は何度もお世話になりました。特に年末やお盆の帰省時期には飛行機往復で7万円とかかかってしまうので、時間はかかるけれどこの価格で帰省できるのは本当にありがたかったです。

北海道&東日本パスで実際に私がたどった道

では実際に北海道&東日本パスで私がどのような日程で行動したのか、お話しますね!

これ、かなり古いダイヤですし、北海道新幹線開通に伴うダイヤ改正で今は走っていない列車も利用しています。なので、こんな旅になるのかぁ〜っていうイメージくらいでご覧ください。

北海道&東日本パスで東京-北海道旭川の旅 往路

5:40 池袋

 ↓      埼京線 乗車時間8分

5:48 赤羽着

5:57 赤羽発

 ↓      宇都宮線 乗車時間92分

7:29 宇都宮着

7:37 宇都宮発 

 ↓      宇都宮線 乗車時間51分

8:28 黒磯着

8:37 黒磯発

 ↓      東北本線 乗車時間75分

9:52 郡山着

10:09郡山発

 ↓      東北本線 乗車時間46分

10:55福島着

11:00福島発

 ↓      仙台シティラビット 乗車時間76分

12:16仙台着

12:45仙台発

 ↓      東北本線 乗車時間45分

13:30小牛田着

13:46小牛田発

 ↓      東北本線 乗車時間46分

14:32一ノ関着

14:37一ノ関発

 ↓      東北本線 乗車時間97分

16:14盛岡着

17:04盛岡発

 ↓      岩手銀河鉄道 乗車時間79分

 目時にて直結

↓      蒼い森鉄道  乗車時間27分 

18:51八戸着

19:14八戸発

 ↓      青い森鉄道 乗車時間91分

20:45青森着

22:42 青森発 はまなす

 ↓      

05:55 新札幌着

 ↓      タクシー

06:13 厚別

 ↓      函館本線 乗車時間162分

08:55旭川着

北海道&東日本パスで東京-北海道旭川の旅 復路

17:38 旭川発

 ↓     函館本線 乗車時間99分

19:17 岩見沢着

19:36 岩見沢発

 ↓     いしかりライナー 乗車時間41分

20:17 札幌着

22:00 札幌発

 ↓     はまなす 乗車時間460分

05:40 青森着

06:34 青森発

 ↓     青い森鉄道快速 乗車時間78分

07:52 八戸着

08:47 八戸発

 ↓     青い森鉄道 乗車時間32分

 ↓ 目時にて直通 岩手銀河鉄道 乗車時間97分

10:57 盛岡着

11:06 盛岡発

 ↓     東北本線 乗車時間89分

12:35 一ノ関着

12:46 一ノ関発

 ↓     東北本線 乗車時間47分

13:33 小牛田着

13:37 小牛田発

 ↓     東北本線 乗車時間46分

14:23 仙台着

14:29 仙台発

 ↓     東北本線 乗車時間81分

15:50 福島着

16:28 福島発

       東北本線 乗車時間125分

18:33 黒磯着

18:38 黒磯発

 ↓     宇都宮線 乗車時間49分

19:27 宇都宮着

19:39 宇都宮発

 ↓     宇都宮線通勤快速 乗車時間83分

21;02 赤羽着

北海道&東日本パスで長距離移動は体力勝負!

いかがでしょうか。

ルートを見ているだけで疲れますよね(笑)

今振り返るとよくやったなぁ……。と感慨深い思いです。実際お尻は痛いし足はむくむし、夏だったので車内は寒いし降りれば暑いし……。という感じで体力的には本当に大変でした。初めて乗る電車ばかりだし、乗り換えを間違えてしまうとすべての予定が狂ってしまうので、緊張感もありました。

途中電車が少し遅れて全力疾走で乗り換え……なんてアクシデントもありました。

体力がないとなかなか難しいかもしれません。

この時以外にも、ムーンライトえちごという夜行列車を利用した日本海周りのルートで帰省した時もありましたよ。この時も列車の遅延や通行止めでトラブルだらけでした。でもそれもいい思い出です。

北海道&東日本パスの旅のいいところ

体力的にはすっごく大変な北海道&東日本パスを使った普通列車の旅。

でも料金もとてもお得ですし、料金面以外でもいいところがたくさんあります。

当時は学校にバイトに遊びに、と睡眠時間すら削って毎日を忙しく過ごしていました。そんな私にとってのんびりとした旅は自分としっかりと向き合ういい機会となったのです。

窓の外の田園風景を眺めながらただただボーっとする時間。

将来のことをぼんやりと考える時間。

現在の生活について改めて見直してみる時間。

たまたま乗り合わせた人とおしゃべりする時間。

時間だけはたっぷりとあります。考え事もたっぷりできます。

もちろん暇つぶし道具もたっぷり持参していました!(笑)通り過ぎるだけの土地ですが、その場所の歴史をググって調べたり、乗り換え時間を利用してその土地の美味しいものを食べたり、風景や食べ物をSNSでシェアしたり。

格安旅行だけどすごく贅沢で有意義な時間の使い方ができました。

もう少しお金に余裕があれば、そして目的が帰省じゃなければ、こんなに無理して移動しなくても少しずつ移動して観光しながら旅をすることもできますよ。

私も来年はまた北海道&東日本パスでのんびり旅行をすることを目標に頑張ろうかな〜と思っています。

北海道&東日本パスで旅をしたい女子へ

ここからは北海道&東日本パスで旅をしてみたいな〜という女の子に向けた内容です。

北海道&東日本パスはとてもお得で、のんびり旅をすることは人生を豊かにしてくれる時間でもあります。

でもやはり女子がひとり(ひとりじゃなくても)で旅をする時には気をつけるべきこともありますので、ぜひ読んでみてください。

変な人に追いかけられることがある

これは私が実際に体験したことですが、北海道&東日本パスで旅をするということは普通列車を乗り継ぐことになります。

長距離になればなるほど選択できるルート(電車の時間含めて)が決まってくるので、宇都宮あたりで一緒の電車に乗っていた人が北海道まで同じ列車に乗っていた!なんてこともよくあります。

ほとんどの人はとても親切でいい人たちなのですが、時々乗り換えの時間待ちの時なんかにずーっと後ろを追いかけてくる変な人もいます。

そういう時は目を合わさずに、列車内でもできるだけ相席しなくても良いひとりがけの席か、すでに人のいる席に相席させてもらうようにするといいですよ。

知らない人についていかない

これは旅をしている時じゃなくても大切なことです。

旅をしていると知らない人から声をかけられることがよくあります。旅行中は知らない土地ですし、特に一人旅の場合は心細くてつい知らない人でもついて行きたくなってしまうこともあるでしょう。

でも一人旅の場合は自分の身の安全は自分にしか守れません。

声をかけてくれる人がみんな悪い人とは思いませんが、物騒な世の中なので知らない人にはついて行かない方が賢明です。

もちろん同じように旅をする人たちと交流することもあるでしょう。

旅の醍醐味ですので否定はしませんが、それでも十分に注意して行動することが大切ですよ。

旅に持って行ってよかったもの

私が北海道&東日本パスの旅に持って行ってよかったものをご紹介します!

スマホ&タブレット

これは絶対ですね。旅じゃなくても持ち歩くと思いますが、特にタブレットはスマホよりも電池持ちがいいので長距離移動の時は今でも必ず持ち歩くようにしています。

ゲームをするもよし、Kindleで本を読むもよし。田園風景を見ながらのんびり映画をみるのも贅沢な時間の使い方ですよね。

もちろんSNSで情報をシェアしたり、行き先の土地や通過した場所の歴史を調べたり、使い方は自由自在。暇を持て余すことはありません。今ならもちろんMacbookも持参します。

モバイルバッテリー

長旅のお供にスマホやタブレットは欠かせませんが、普通列車の旅だと充電できる場所はほぼないと考えて良いでしょう。

そんな時役に立つのが大容量のモバイルバッテリーです。iPhoneであれば5回くらいは充電できるモデルもありますし、今はもっと大容量のものもあります。ちょっと荷物が重たくなりますが、私は長距離移動の場合は大容量(10,000mAh程度)のものを2つくらいと普段持ち歩いている小型のものを持って行きます。

今はもっと大容量で薄型のものも発売されているので、そういったものを購入しても良いかもしれません。

メディキュット

長い間乗り物に乗っていると本当に足がむくみます……。特に私は少しむくみやすい体質なのと結構水分を摂る方なので余計にむくみが辛かったのだと思います。

途中乗り換えの時間に余裕のあるところでメディキュットを購入し、着用すると本当に楽になりました!それからというもの、旅には必ずメディキュットを持参しています。

ただ、メディキュットは長時間着用するものではないし、就寝時は専用のもの以外は外す必要があります。私は就寝時に使えるものを旅には持参していますが、今はタイツタイプやレギンスタイプのものもあって、長時間着用していても問題ないので、そういったものを持参するといいですよね!

保温・保冷ができるマイボトル

これは少々荷物になりますが、私はいつも旅には持参するようにしています。(旅じゃなくても持っていることが多いですが)

飲み物なんてペットボトルでいいじゃん!

と思いがちですが、そこは過酷な普通列車の旅です。新幹線や飛行機と一緒にしてはいけません。

移動中暑かったり寒かったりする時に保温や保冷ができるマイボトルがあれば購入した飲み物の温度を保つことができます。ペットボトルの場合は冷たいものも温かいものも1時間もすれば常温と変わらなくなってしまいますが、マイボトルに入れ替えることによって移動中ずっと楽しむことができます。

ホッカイロ

特に冬の時期に北海道を旅する場合は本当に本当に寒いです。列車内も早朝や夜だと温まりきっていない場合もありますし、駅だって少し田舎に行くと待合室がほぼ外!なんて駅も珍しくありません。

マイボトルに入れた飲み物で暖をとることも大事ですが、ホッカイロがあるとより安心です。

リラックスウェア

夜行列車や夜行バスに乗る場合、私は必ずリラックスウェア(スェットやフリースの部屋着)を持参して着替えをしています。

ちょっと恥ずかしい気もしますが、最近はちょっとそこまでのお出かけに着ていけるようなデザインのものもありますのでそれほど気にする必要はないでしょう。

着替えることで夜行での移動でも疲れの取れ方が全然変わってきますので、荷物に少し余裕があれば持参することをオススメします!

おまけ:はまなすが廃止になって北海道へのルートはどうなった?

青森から札幌までを夜行で結ぶ急行はまなす。

この列車の存在が本州と北海道の普通列車の旅を便利に快適にしてくれていたのは間違いありません。なんせ青森で乗って寝て起きたら札幌!という素晴らしさですから。はまなすがなくなると知った時、私は本当にがっかりしました。

その代わり、新青森と新函館北斗を結ぶ北海道新幹線に別途特急料金を支払えば乗れるようになりました。

でもその場合は1日目函館で宿に泊まる必要が出てきます。時間が大幅にロスになってしまいますよね。

ですので、はまなすの代替案として、函館と札幌を結ぶ高速バスに乗ってしまうというのもひとつアリではないでしょうか。

北海道新幹線の開通で、高速バスが新函館北斗駅に停車するようになりましたので、乗り換えアクセスは抜群です。

さらにはまなすより少し早く札幌駅に到着するので、札幌駅から再び北海道&東日本パスを利用した道北方面へのアクセスも良くなります。

片道4,810円、往復8,580円がかかりますが、ほとんどの場合ホテルに宿泊するよりは割安になります。

もちろん、函館に一泊して観光し、のんびりと北上するのも悪くないと思います。

まとめ

はまなすの廃止でお得感が薄れてしまった北海道&東日本パスですが、のんびりと列車の旅を楽しむ時間が人生にはあってもいいと思います。

もちろん体力も必要ですし人によっては合わない!と感じる方もいるでしょう。

時は金なり。

とは良く言いますが、のんびりとした旅はお金には変えがたい貴重な体験をもたらしてくれます。

私はこれからも数年に1回のペースでのんびり旅を決行したいな〜!と考えています。

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